ネットニュースで孤独死が増加していると知り、下記のようなことを思われて、特殊清掃現場の写真を検索しているのでは…。
そこで、このページでは、私たち特殊清掃業者が行った作業実績から、写真15枚と動画2本を抜粋して載せていますので、特殊清掃現場のリアルを知ることができます。
特殊清掃現場の写真集
まずは、遺体から漏れ出した腐敗体液の汚染箇所別に、特殊清掃現場の写真15枚を掲載しています。
ほとんどが、グロテスクで気分を害する孤独死現場の写真ばかりですので、見られる前に心の準備をお願いします。
【孤独死現場】布団の中
特殊清掃事例の写真①
実際に孤独死が起きた部屋の様子。
亡くなってから時間が経過したため、布団の上に人型になった腐敗体液が残っている。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真②
一人暮らしの人がお亡くなりになって死後数ヶ月。玄関の外にまで死臭が漂っている。
腐敗体液が体内から漏れて、髪の毛が床にも広がっている。ウジ虫も発生している。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真③
原因不明だが、早く起床した際に倒れてそのまま亡くなったようです。人型に染みがついています。
写真にはありませんが、近くには、目覚まし時計や缶コーヒー、ライター等があり、寸前までそこで生活していたことがすぐに分かりました。
作業作業の手順 |
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【孤独死現場】トイレ
特殊清掃事例の写真①
トイレでお亡くなりになる原因の一つとして、オーバーシュートが高い割合を占めています。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真②
東京にある戸建住宅で起きた孤独死現場の写真です。
トイレでの孤独死は非常に多く、気分が悪くなりトイレに駆け込み、そのまま亡くなるケースが多いようです。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真③
ゴミ屋敷に住まわれている人には、持病をお持ちの人が多いようです。
トイレに入って力んだ際に症状が急激に悪化して、亡くなってしまうこともあります。
作業作業の手順 |
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【孤独死現場】風呂
特殊清掃事例の写真①
横浜市の風呂での孤独死写真です。
亡くなった人の血痕がバスタブや床に付いています。辺りは、腐敗臭で満ちていました。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真②
風呂を沸かしながら入浴し、その時に亡くなった。その死因はヒートショックと思われる。
人間の肉体は、煮詰められると、風呂の湯をこのような色に変えるらしい。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真③
風呂で亡くなった後、どす黒く変色した湯を抜いた後の孤独死現場の写真です。
所々に腐食した肉体から流れ出たものが付着しているのが見えます。
作業作業の手順 |
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【孤独死現場】居室
特殊清掃事例の写真①
神奈川にあるワンルームマンションの入居者で、死後1ヶ月で発見。食事の支度最中に亡くなった模様。
冬場でも1ヶ月経過していれば、死臭はかなりひどくなります。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真②
畳の上で亡くなったと思われる腐敗体液がはっきりと確認できます。ウジ虫も多数発生しています。
新聞紙や電卓、貴重品などが近くにあり、死の直前までの様子を強く実感できます。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真③
埼玉県にあるアパートでの孤独死現場画像です。
管理人の話では、死後あまり経過していないとのことだったようです。
しかし、この現場写真から想像するとかなりの期間が経過していると思われます。
作業作業の手順 |
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【孤独死現場】廊下
特殊清掃事例の写真①
一人暮らしの男性が苦しみながら亡くなったため、血痕が廊下全体に広がっている案件です。
死後1か月ですが、部屋全体に腐敗臭が漂っていました。
作業作業の手順 |
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特殊清掃事例の写真②
死因不明ですが、廊下で倒れてそのまま亡くなられたようです。
遺体は、警察が引き取ってありませんが、この写真をみれば、遺体がどのような状態だったかがわかります。
作業作業の手順 |
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参考までに、腐敗状況によってはフローリングの解体が必要になるケースもあります。
特殊清掃事例の写真③
若者が廊下で孤独死されたようです。
このように壁と廊下の隙間まで腐敗体液が浸みこむと、フローリングを取り替えるリフォームが必要になると思われます。
作業作業の手順 |
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特殊清掃現場での作業動画
上記は、弊社スタッフが特殊清掃作業をしている孤独死現場のイメージがよく分かる動画になります。
また特殊清掃作業の内容や手順を詳しく徹底解説している動画も載せていますので、興味がある人はご覧ください。
孤独死現場のその後について
孤独死が起きた部屋って、その後どのようになるのか?って気になりますよね。
そこで、当社の関連業者に詳しく聞き取りをしたら、大まかに次の3つのうち、いずれかになっているようです。
①そのまま放置(所有住宅)
人口が少ない過疎地域では、相続人が遠方だったりすでに亡くなったりで、そのまま放置されることも結構あるようです。
また近隣住民も高齢者が多いので「明日はわが身」と捉えて、腐敗臭等で問題になるケースもあまりないため、そのまま放置されることが多いのではないでしょうか。
②内装を全面リノベーション
孤独死してから相当期間が経過後、発見された場合は、室内の床や壁、天井、水回りなどすべてをリノベーションして、売却または賃貸住宅にするようです。
当然ですが、その価格や家賃は相場よりかなり安くしないと買い手や借り手は現れないでしょう。
③室内の片付けと消臭
賃貸物件の場合、遺体発見が早く部屋の傷みが比較的少ないときは、下記3つを行い、再び賃貸入居者を募集します。
- 遺品の片付け
- 死臭の消臭
- クロス張替えなどのリフォーム
しかし、死臭消臭に関してだけは、一般業者ではなく、あとでお伝えする特殊清掃の専門業者に依頼されることを特におすすめします。
特殊清掃現場に潜む危険性について
お伝えした施工事例の中には「自分たちでも消臭できそう」と感じたケースもあるかもしれませんが、実は、次のような危険性があることを知っておいてください。
【危険性①】ウイルスや病原菌の感染症
遺体から漏れでた体液には、空気感染や接触感染で、次の有害なウイルスや病原菌に感染する可能性があり、部屋全体の衛生状態は悪化しています。
感染症対策が必要な病原体 |
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ものすごい健康体だった家族の死でも、その体液に病原菌や細菌が潜んでいる可能性もあり、危険性はゼロではありません。
【危険性②】精神面での大きな負担
実際の孤独死現場では、遺体から漏れた腐敗体液や髪の毛、ツメ、糞尿、皮膚片などを目にすることになります。
それら目視にプラスして、写真や動画から絶対に感じられないトラウマになるほどの酷い異臭が部屋全体に充満しています。
そのため、ご家族が孤独死現場の片付けをされるケースでは、大きな精神的負担により、ストレス障害を発症させる危険性があります。
【危険性③】死臭や悪臭があまり消えない
孤独死現場には、死臭を発生させる腐敗体液が、下記のようなあらゆる箇所についています。
- フローリングや畳などの床、ジュータン
- 壁面クロス、ドア、窓ガラス、カーテン
- 衣服、布団、家具家電などの遺品
さらに、上記箇所から発生した悪臭が、素人さんには想像もつかない箇所まで染みついているため、簡単な清掃と遺品整理だけでは、決して臭いは消えません。
特殊清掃現場を清掃する専門業者がいる
ハウスクリーニングや遺品整理業者では、このページでお見せしたような部屋の清掃や片付けが、困難なことは想像できますよね。
実際に、ほとんどの清掃業者や遺品整理業者では、孤独死が起きた部屋と聞くと、拒絶されるか、とんでもない高額な料金を見積もりしてきます。
孤独死増加で特殊清掃業者が登場
そこで、最近では「特殊清掃」という孤独死現場を専門に清掃や消臭を行う業者が登場しています。
一般業者が持っていない孤独死に伴う死臭の消臭や遺品整理のノウハウを持っているのが、特殊清掃業者です。
無論、孤独死現場の消臭を専門にしているので、特別価格などと称して、あとから高額な金額を請求されることはありません。
孤独死現場は特殊清掃業者に依頼
特殊清掃作業の経験やノウハウがない人が、どんなに注意しながら片付け清掃しても、感染リスクゼロになることはありません。
もしも、自分たちで作業して菌に感染したり、ストレス障害を発症したら、精神面での負担が増えるだけでなく、大切な人生が台無しになるケースも。
そのため、孤独死現場の清掃は「死臭消臭と遺品整理」の専門である特殊清掃業者に頼むべきと言えます。
その他、孤独死清掃は専門業者に依頼すべき理由については「特殊清掃について」で、詳しく徹底解説しています。
まとめ
このページでは、私たちラストクリーニングが行った特殊清掃現場の写真映像を分かりやすくまとめて掲載してみました。
リアルに、人間が孤独死した部屋は、このページにあるような状態になります。この現実をしっかりと受け止めましょう。