「自分の墓はどうのようにしようか？」と迷っていると、近年は桜葬という墓に人気があると聞いて、気になっているのではありませんか。

そこで、今日のページでは、桜葬の基本的なことと選ばれる３つの理由、そして反対に桜葬のデメリット３つをお伝えします。

自分よがりなイメージでなく、一度客観的な見方で桜葬について考えてみましょう。

桜葬とは

桜葬とは、樹木葬の一種です。樹木葬は文字通り花や木などの樹木を墓標として、また自然を志向して墓所に外柵などを設けず、遺骨を土中に埋める埋葬方法のことです。

その樹木葬の中でも桜を墓標としているものが、桜葬と呼ばれています。

桜葬が選ばれる３つの理由

近年では、桜葬を中心に樹木葬を希望する故人や遺族が増えているようです。その増加理由には次の３つが考えられます。

【理由①】故人の希望だっただから

人間は最期には自然に戻りたいと思うものなのでしょうね。

それも日本人には特別な思いがある桜の下で永遠に眠りたいと希望するのは、まだ若い私にも少しわかるような気がします。

【理由②】環境に優しいから

桜葬は植物である桜が墓標なので、ほとんど環境を破壊することはありません。

一方 墓石を要する墓標は、墓石を削り出すために山を切り開いたり、墓石を加工するため電気も使用され、決して環境に優しいものではありません。

【理由③】費用が安いから

桜葬は墓石がある墓に比べて費用はかなり低く抑えることができます。その理由は以下の３つです。

1. 桜を共同で墓標として使用するから（タイプによって異なる）
2. 使用する区画が非常に小さいから
3. 個別設備等がないので管理費が無料もしくは少額だから

桜葬のデメリット

近年脚光を浴びてその数が増えつつある桜葬ですが、やはりデメリットもあります。主なデメリットは次の３つになるでしょう。

親族から反対される可能性がある

まだ馴染みのない墓だから保守的な親族から「それでは身内から変わり者扱いされる」等と反対されることがあるようです。

墓参りが遠くなる

桜葬を扱う寺院や霊園は、その特質上、どうして広い土地が必要になり、その所在地は郊外になりがちになります。

そのため、都心にお住まいの人には墓参りが遠くなってしまいます。

改葬（遺骨の移動）できなくなることがある

桜葬の基本的な考え方は、故人が桜の下で自然に回帰することです。

よって、遺骨を埋葬する際に、骨壷に納めてではなく直接地中に埋葬するのが一般的です。

その結果、諸事情で改葬を希望してもできない場合が多々あります。※骨壷に納骨するタイプの桜葬もあります。

桜葬の費用目安

• 管理料や埋葬料、彫刻料は別途です。
• あくまでも目安とお考えください。

詳しい費用金額は、 http://www.endingcenter.com/でご確認ください。

桜葬を扱っている全国サイト一覧表

最後に、私がネットで見つけた桜葬を扱っているサイトを一覧表にしてみました。よろしければ参考にしてみてください。

北海道ブロック

東北ブロック

関東ブロック

中部ブロック

関西ブロック

中国ブロック

四国ブロック

九州ブロック

まとめ

今日は、桜葬の基本的なことと選ばれる３つの理由、そのデメリット３つ、費用目安、そして桜葬を扱っているサイトの全国一覧表をお伝えしましたが、参考になったでしょうか。

桜葬以外にも自然に回帰する散骨などの葬法もありますので、しっかりと比較検討してみましょう。